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資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

司法書士試験

司法書士 民法 問35

売買に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 売買の目的物の引渡しについて期限があるときは,代金の支払についても同一の期限を付したものとみなされる。 売主が種類,品質又…

司法書士 民法 問34

相殺に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 時効によって債権が消滅した場合において,その消滅時効期間が経過する以前にその債権の債務者が債権者に対する反対債権を有してい…

司法書士 民法 問33

次の対話は,弁済に関する教授と学生との対話である。教授の質問に対する次のアからオまでの学生の解答のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 教授: 第三者による弁済について検討してみましょう。弁済をするについて正当な利…

司法書士 民法 問32

譲渡担保権に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 構成部分の変動する集合動産について,種類,所在場所及び量的範囲を指定するなどの方法により目的物の範囲が特定される…

司法書士 民法 問31

根抵当権に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 元本の確定前に,第三者がその時点における被担保債権の全部を債務者のために弁済したときは,その第三者は,弁済した債権について根抵当権を行使…

司法書士 民法 問30

抵当権の効力に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 抵当権の設定の登記後に締結された賃貸借により競売手続の開始前から抵当権の目的である建物の使用収益をする賃借人は,当…

司法書士 民法 問29

権利質に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 質権の目的である金銭債権の弁済期が到来したときは,質権者は,被担保債権の弁済期の到来前であっても,質権の目的である金銭債…

司法書士 民法 問28

先取特権に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 不動産の賃貸人は,敷金を受け取っている場合には,その敷金で弁済を受けない債権の部分についてのみ,不動産賃貸の先取特権を…

司法書士 民法 問26

占有訴権に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 Aが占有する動産甲をBが盗み,その事情を知っているCがこれをBから買い受けた場合には,Aは,Cに対し,占有回収の訴えに…

司法書士 民法 問27

地上権又は地役権に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 Aが,Bの所有する甲土地に,定期の地代を支払うことを約して竹木の所有を目的とする地上権の設定を受けている場合に…

司法書士 民法 問25

物権変動に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 AがB所有の甲土地をBに無断でCに売却し,その後,AがBから甲土地を購入した場合には,Cは,Aから甲土地を購入した時点…

司法書士 民法 問24

土地の所有権又は賃借権に基づく請求権に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 Aの所有する甲土地の上にAに無断で乙建物を築造したBが,乙建物につきB名義で所有権の保存の…

司法書士 民法 問23

消滅時効に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 不法行為に基づく損害賠償請求権は,不法行為の時から 20 年間行使しないときは,時効によって消滅する。 債権は,債権者が権利を行使することが…

司法書士 民法 問22

錯誤に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 AのBに対する意思表示が錯誤に基づくものであって,その錯誤が法律行為の目的及び取引上の社会通念に照らして重要なものであり,かつ,Aの重大…

司法書士 民法 問21

成年後見制度に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1 から 5 までのうち,どれか。 家庭裁判所は,本人の請求によっても後見開始の審判をすることができる。 家庭裁判所は,職権で成年後見人を選任することはできない。 家庭裁…

司法書士 民法 問20

遺言に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5までのうち,どれか。 遺言者が死亡する前に,遺言者の過失によって遺言書が焼失した場合には,遺言は撤回されたものとみなされる。 遺言者が,甲遺言をした後に,それを撤回…

司法書士 民法 問19

相続の承認及び放棄に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 相続の承認又は放棄をすべき期間は,伸長することができない。 相続人は,相続財産を処分したとしても,被相続…

司法書士 民法 問18

成年後見制度に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 成年被後見人の法律行為は,日用品の購入その他日常生活に関する行為である場合には,これを取り消すことができない。 成年被後見人が成…

司法書士 民法 問17

AとBが,その間の嫡出子であるC(現在 5 歳)の親権者をBと定めて協議上の離婚をしたという事例に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 離婚後に,AとBとの協議のみ…

司法書士 民法 問16

消費貸借契約に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。なお,当該消費貸借契約の締結は,商行為に当たらないものとする。 書面でする消費貸借契約の貸主は,借主に対して目的…

司法書士 民法 問15

次の対話は,解約手付が授受された売買契約に関する教授と学生との対話である。教授の質問に対する次のアからオまでの学生の解答のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 教授: 買主が売主に手付を交付し…

司法書士 民法 問14

定型約款に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 定型約款準備者と相手方が定型約款を契約の内容とする旨の合意をした場合であっても,定型約款の個別の条項の一部について,相手方がその内容を認…

司法書士 民法 問13

次の対話は,保証人に対する情報提供義務に関する教授と学生との対話である。教授の質問に対する次のアからオまでの学生の解答のうち,誤っているものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 教授: 今日は,保証人に対する情報提供義務について検…

司法書士 民法 問12

債務者が設定した譲渡担保権に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。 不動産に帰属清算型の譲渡担保権を設定した債務者が弁済期に債務の弁済をせず,譲渡担保権者が債務者に対し…

司法書士 民法 問11

根抵当権に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1 から 5 までのうち,どれか。 根抵当権者と根抵当権設定者が元本の確定前に根抵当権の担保すべき債権の範囲を変更するときは,後順位の抵当権者の承諾を得なければならない…

司法書士 民法 問10

Aがその所有する甲土地にBのために抵当権(以下「本件抵当権」という。)を設定し,その登記がされた後に,Cが甲土地をAから賃借して甲土地上に乙建物を建築した。甲土地の抵当権者はB以外になく,Cの賃借権(以下「本件賃借権」という。)は登記され…

司法書士 民法 問9

不動産質権に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1 から 5 までのうち,どれか。 不動産質権者は,その実行前においては,所有者の承諾を得なければ,目的物を第三者に賃貸してその賃料を収受することができない。 不動産質権の…

司法書士 民法 問8

次の対話は,不動産保存の先取特権に関する教授と学生との対話である。教授の質問に対する次のアからオまでの学生の解答のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5までのうち,どれか。 教授: 今日は,AがBから,Bの所有する甲建物の価値を維持するた…

司法書士 民法 問7

A,B及びCが各 3 分の 1 の持分の割合で甲土地を共有している場合の法律関係に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記1 から 5 までのうち,どれか。 甲土地につき,無権利のDが自己名義への所有権の移転の…

司法書士 民法 問6

相隣関係に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1 から 5 までのうち,どれか。 土地の所有者は,隣地の所有者と共同の費用で,境界標を設けることができる。 境界線上に設けられた囲障は,相隣者の共有に属するものと推定さ…