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司法書士 民法 問31

 

 根抵当権に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。

  1. 元本の確定前に,第三者がその時点における被担保債権の全部を債務者のために弁済したときは,その第三者は,弁済した債権について根抵当権を行使することができる。
  2. 元本の確定前に債務者について相続が開始したときは,根抵当権の担保すべき元本は,当然に確定する。
  3. 元本の確定前に債務者について合併があった場合には,その債務者が根抵当権設定者であるときを除き,根抵当権設定者は,元本の確定を請求することができる。
  4. 元本の確定後においては,根抵当権設定者は,その根抵当権の極度額を,現に存する債務の額と以後 2 年間に生ずべき利息その他の定期金及び債務の不履行による損害賠償の額とを加えた額に減額することを請求することができる。
  5. 根抵当権が担保すべき元本の確定すべき期日の定めがない場合は,根抵当権設定者は,根抵当権の設定後いつでも,根抵当権者に対し,元本の確定を請求することができる。
  1. アエ
  2. アオ
  3. イウ
  4. イオ
  5. ウエ

出典:令和3年度 午前の部 第14問

解答・解説

解答

 5

解説

  1. 元本の確定前に,第三者がその時点における被担保債権の全部を債務者のために弁済したときは,その第三者は,弁済した債権について根抵当権を行使することができる。 ❌
    準備中

  2. 元本の確定前に債務者について相続が開始したときは,根抵当権の担保すべき元本は,当然に確定する。 ❌
    準備中

  3. 元本の確定前に債務者について合併があった場合には,その債務者が根抵当権設定者であるときを除き,根抵当権設定者は,元本の確定を請求することができる。 ⭕️
    準備中

  4. 元本の確定後においては,根抵当権設定者は,その根抵当権の極度額を,現に存する債務の額と以後 2 年間に生ずべき利息その他の定期金及び債務の不履行による損害賠償の額とを加えた額に減額することを請求することができる。 ⭕️
    準備中

  5. 根抵当権が担保すべき元本の確定すべき期日の定めがない場合は,根抵当権設定者は,根抵当権の設定後いつでも,根抵当権者に対し,元本の確定を請求することができる。 ❌
    準備中

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