ITIL 2011 editionによれば,“サービス資産管理および構成管理”のプロセスにおける,構成コントロールが適切に行われないことによって発生する事象として,最も適切なものはどれか。
- 許可なく実施された,リリースの稼働環境への展開
- 構築環境に存在する修正中のプログラムをパッケージ化したリリースの,稼働環境への展開
- 不具合のあるリリースの,稼働環境への展開
- ライセンス契約数を超えて行われる,ソフトウェアの利用
解答
エ
解説
- 許可なく実施された,リリースの稼働環境への展開
構成管理では、無許可作業を防ぐことはできません。 - 構築環境に存在する修正中のプログラムをパッケージ化したリリースの,稼働環境への展開
構築環境のプログラムは、構成管理の対象外です。 - 不具合のあるリリースの,稼働環境への展開
構成管理を適切に行なっても、不具合を防止することはできません。 - ライセンス契約数を超えて行われる,ソフトウェアの利用
適切です。
ライセンス契約数は、“サービス資産管理および構成管理”のプロセスにおいて行います。
参考情報
分野・分類
分野 | マネジメント系 |
大分類 | サービスマネジメント |
中分類 | サービスマネジメント |
小分類 | サービスマネジメントシステムの計画及び運用 |
出題歴
- SM 令和3年度春期 問7
- SM 平成30年度秋期 問9