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AP 令和元年度秋期 問39

 

 無線LAN環境におけるWPA2-PSKの機能はどれか。

  1. アクセスポイントに設定されているSSIDを共通鍵とし,通信を暗号化する。
  2. アクセスポイントに設定されているのと同じSSIDとパスワード(Pre-Shared Key)が設定されている端末だけに接続を許可する。
  3. アクセスポイントは,IEEE 802.11acに準拠している端末だけに接続を許可する。
  4. アクセスポイントは,利用者ごとに付与されたSSIDを確認し,無線LANへのアクセス権限を識別する。

解答・解説

解答

 イ

解説

 WPA2-PSKは、セキュアなWi-Fi規格であるWPA2において、あらかじめ定められたパスワード(PSK)を用いて認証する方式です。なおWPA2-PSKは、Wi-Fi Protected Access Pre-Shared Key の略です。

 

  1. アクセスポイントに設定されているSSIDを共通鍵とし,通信を暗号化する。
    通常SSIDは公開されており、共通鍵として利用することはありません。

  2. アクセスポイントに設定されているのと同じSSIDとパスワード(Pre-Shared Key)が設定されている端末だけに接続を許可する。
    正しいです。WPA2-PSKの機能です。

  3. アクセスポイントは,IEEE 802.11acに準拠している端末だけに接続を許可する。
    IEEE 802.11acに限定することはありません。

  4. アクセスポイントは,利用者ごとに付与されたSSIDを確認し,無線LANへのアクセス権限を識別する。
    利用者ごとにSSIDを付与することはありません。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 技術要素
中分類 セキュリティ
小分類 セキュリティ実装技術
出題歴
  • AP 令和元年度秋期 問39
  • AP 平成29年度春期 問42

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