短期の完全競争市場における、価格と最適生産の関係を考える。下図には、限界費用曲線 MC、平均費用曲線 AC、平均可変費用曲線 AVC が描かれている。
この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
- 価格が P1 と P2 の間に与えられると、固定費用はすべて損失になる。
- 価格が P1 より低い場合、操業を停止することで損失を固定費用のみに抑えることができる。
- 価格が P2 より高い場合、総費用が総収入を上回る。
- 平均固定費用は、生産量の増加に応じて上昇する。
解答
イ
解説
- 価格が P1 と P2 の間に与えられると、固定費用はすべて損失になる。
不適切です。 - 価格が P1 より低い場合、操業を停止することで損失を固定費用のみに抑えることができる。
適切です。 - 価格が P2 より高い場合、総費用が総収入を上回る。
不適切です。 - 平均固定費用は、生産量の増加に応じて上昇する。
不適切です。