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適性科目 平成29年度 Ⅱ-3

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 あなたは,会社で材料発注の責任者をしている。作られている製品の売り上げが好調で,あなた自身もうれしく思っていた。しかしながら,予想を上回る売れ行きの結果,材料の納入が追いつかず,納期に遅れが出てしまう状況が発生した。こうした状況の中,納入業者の一人が,「一部の工程を変えることを許可してもらえるなら,材料をより早くかつ安く納入することができる」との提案をしてきた。この問題を考える上で重要な事項4つをどのような優先順位で考えるべきか。次の優先順位の組合せの中で最も適切なものはどれか。

  優先順位
  1番 2番 3番 4番
納期 原価 品質 安全
安全 原価 品質 納期
安全 品質 納期 原価
品質 納期 安全 原価
品質 安全 原価 納期

解答・解説

解答

 ③

解説

 まず,何よりも優先すべきは「安全」です。
 「品質」,「原価」,「納期」はケースによって優先順位が変わりますが,一般に「品質」の維持は重要視されます。
 また、設問のケースでは,「納期」の改善が求められているため,選択肢の中で最も適切なものは,
 ③ 安全>品質>納期>原価
になります。