資格部

資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

司法書士 商法 問2

 

 会社法上の公開会社における募集株式の発行に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記 1 から 5 までのうち,どれか。

  1. 会社法上の公開会社がその発行する株式を引き受ける者の募集において株主に株式の割当てを受ける権利を与える場合には,募集株式の払込金額が募集株式を引き受ける者に特に有利な金額であるときであっても,株主総会の特別決議を経る必要はない。
  2. 会社法上の公開会社がその発行する株式を引き受ける者の募集において株主に株式の割当てを受ける権利を与えた場合において,株主が募集株式の引受けの申込みの期日までに募集株式の引受けの申込みをしないときは,当該株主は,募集株式の割当てを受ける権利を失う。
  3. 募集株式の引受人Aがその引き受けた募集株式の株主となった場合に有することとなる議決権の数が,当該募集株式の引受人の全員がその引き受けた募集株式の株主となった場合における総株主の議決権の数の 2 分の 1 を超える場合には,会社法上の公開会社は,株主総会の特別決議によってAに対する募集株式の割当ての承認を受けなければならない。
  4. 募集株式と引換えにする現物出資財産の給付の期間を定めた場合において,募集株式の引受人が当該期間内に現物出資財産の給付をしたときは,当該引受人は,当該期間の末日に株主となる。
  5. 募集株式の引受人が払込金額の払込みを仮装した場合には,当該募集株式の譲受人が当該払込みが仮装されたことを知らず,かつ,そのことに重大な過失がないときであっても,当該引受人が払込みを仮装した払込金額の全額の支払をした後でなければ,当該譲受人は,当該募集株式についての株主の権利を行使することができない。
  1. アイ
  2. アウ
  3. イエ
  4. ウオ
  5. エオ

出典:令和2年度 午前の部 第28問

解答・解説

解答

 1

解説

  1. 会社法上の公開会社がその発行する株式を引き受ける者の募集において株主に株式の割当てを受ける権利を与える場合には,募集株式の払込金額が募集株式を引き受ける者に特に有利な金額であるときであっても,株主総会の特別決議を経る必要はない。 ⭕️
    準備中

  2. 会社法上の公開会社がその発行する株式を引き受ける者の募集において株主に株式の割当てを受ける権利を与えた場合において,株主が募集株式の引受けの申込みの期日までに募集株式の引受けの申込みをしないときは,当該株主は,募集株式の割当てを受ける権利を失う。 ⭕️
    準備中

  3. 募集株式の引受人Aがその引き受けた募集株式の株主となった場合に有することとなる議決権の数が,当該募集株式の引受人の全員がその引き受けた募集株式の株主となった場合における総株主の議決権の数の 2 分の 1 を超える場合には,会社法上の公開会社は,株主総会の特別決議によってAに対する募集株式の割当ての承認を受けなければならない。 ❌
    準備中

  4. 募集株式と引換えにする現物出資財産の給付の期間を定めた場合において,募集株式の引受人が当該期間内に現物出資財産の給付をしたときは,当該引受人は,当該期間の末日に株主となる。 ❌
    準備中

  5. 募集株式の引受人が払込金額の払込みを仮装した場合には,当該募集株式の譲受人が当該払込みが仮装されたことを知らず,かつ,そのことに重大な過失がないときであっても,当該引受人が払込みを仮装した払込金額の全額の支払をした後でなければ,当該譲受人は,当該募集株式についての株主の権利を行使することができない。 ❌
    準備中

前問 一覧 次問