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知財検定3級 学科 意匠法②

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 意匠登録出願,意匠登録に関して,最も適切なものはどれか。

  1. 第1年分の登録料の納付前に,その登録内容を記載した意匠広報が発行される。
  2. 意匠登録出願人の請求により,登録意匠の内容について,所定の期間その意匠を秘密にすることができる。
  3. 意匠登録出願の日から1年6カ月を経過したとき,特許庁長官は,その意匠登録出願を公開しなければならない。

解答・解説

解答

      イ

解説

  1. 第1年分の登録料の納付前に,その登録内容を記載した意匠広報が発行される。 ❌
    登録内容の意匠広報掲載は,意匠権の設定登録後であり,意匠権は登録料納付後に設定されます。そのため,登録料納付前に意匠広報で内容が公開されることはありません。
    [意匠法20条2項,3項]

  2. 意匠登録出願人の請求により,登録意匠の内容について,所定の期間その意匠を秘密にすることができる。 ⭕️
    秘密意匠の制度により,一定期間秘密にすることができます。
    [意匠法14条]

  3. 意匠登録出願の日から1年6カ月を経過したとき,特許庁長官は,その意匠登録出願を公開しなければならない。 ❌
    意匠法には,特許法のような出願公開制度はありません。