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ST 令和5年度春期 問19

 

 活動基準原価計算(Activity-Based Costing)を導入して実現できることはどれか。

  1. 間接費を発生要因と結び付けて把握する。
  2. 経営状態を,現金収支の流れに着目して把握する。
  3. 資材の必要量,必要タイミングの予測の正確性を向上する。
  4. 使用頻度が高く,単価の高い材料の在庫管理を適正に行う。

解答・解説

解答

 ア

解説

 活動基準原価計算(Activity-Based Costing)は、間接費がどの製品・サービスのために発生したかをできるだけ正確に配賦する原価計算の手法です。

  1. 間接費を発生要因と結び付けて把握する。
    正しいです。
    活動基準原価計算を導入して実現できます。

  2. 経営状態を,現金収支の流れに着目して把握する。
    活動基準原価計算で、経営状態は把握できません。

  3. 資材の必要量,必要タイミングの予測の正確性を向上する。
    活動基準原価計算で、資材の量・タイミングの予測はできません。

  4. 使用頻度が高く,単価の高い材料の在庫管理を適正に行う。
    活動基準原価計算で、在庫管理の適正化はできません。

参考情報

分野・分類
分野 ストラテジ系
大分類 企業と法務
中分類 企業活動
小分類 会計・財務
出題歴
  • ST 令和5年度春期 問19

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