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AP 平成30年度春期 問38

 

 ディレクトリトラバーサル攻撃はどれか。

  1. OSコマンドを受け付けるアプリケーションに対して,攻撃者が,ディレクトリを作成するOSコマンドの文字列を入力して実行させる。
  2. SQL文のリテラル部分の生成処理に問題があるアプリケーションに対して,攻撃者が,任意のSQL文を渡して実行させる。
  3. シングルサインオンを提供するディレクトリサービスに対して,攻撃者が,不正に入手した認証情報を用いてログインし,複数のアプリケーションを不正使用する。
  4. 入力文字列からアクセスするファイル名を組み立てるアプリケーションに対して,攻撃者が,上位のディレクトリを意味する文字列を入力して,非公開のファイルにアクセスする。

解答・解説

解答

 エ

解説

  1. OSコマンドを受け付けるアプリケーションに対して,攻撃者が,ディレクトリを作成するOSコマンドの文字列を入力して実行させる。
    OSコマンドインジェクションの説明です。

  2. SQL文のリテラル部分の生成処理に問題があるアプリケーションに対して,攻撃者が,任意のSQL文を渡して実行させる。
    SQLインジェクションの説明です。

  3. シングルサインオンを提供するディレクトリサービスに対して,攻撃者が,不正に入手した認証情報を用いてログインし,複数のアプリケーションを不正使用する。
    不正認証・なりすましの例です。

  4. 入力文字列からアクセスするファイル名を組み立てるアプリケーションに対して,攻撃者が,上位のディレクトリを意味する文字列を入力して,非公開のファイルにアクセスする。
    正しいです。ディレクトリトラバーサル攻撃の説明です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 技術要素
中分類 セキュリティ
小分類 情報セキュリティ
出題歴
  • AP 平成30年度春期 問38

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