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AP 平成30年度春期 問39

 

 ポリモーフィック型マルウェアの説明として,適切なものはどれか。

  1. インターネットを介して,攻撃者がPCを遠隔操作する。
  2. 感染ごとにマルウェアのコードを異なる鍵で暗号化することによって,同一のパターンでは検知されないようにする。
  3. 複数のOS上で利用できるプログラム言語でマルウェアを作成することによって,複数のOS上でマルウェアが動作する。
  4. ルートキットを利用して,マルウェアに感染していないように見せかけることによって,マルウェアを隠蔽する。

解答・解説

解答

 イ

解説

  1. インターネットを介して,攻撃者がPCを遠隔操作する。
    攻撃者がPCを遠隔操作するマルウェアは多くありますが、ポリモーフィック型マルウェアの説明ではありません。

  2. 感染ごとにマルウェアのコードを異なる鍵で暗号化することによって,同一のパターンでは検知されないようにする。
    適切です。ポリモーフィック型マルウェアの説明です。

  3. 複数のOS上で利用できるプログラム言語でマルウェアを作成することによって,複数のOS上でマルウェアが動作する。
    複数OS上で動作するマルウェアはありますが、ポリモーフィック型マルウェアの説明ではありません。

  4. ルートキットを利用して,マルウェアに感染していないように見せかけることによって,マルウェアを隠蔽する。
    ポリモーフィック型マルウェアは、さまざまな鍵での暗号化で隠蔽するのであり、ルートキットは利用しません。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 技術要素
中分類 セキュリティ
小分類 情報セキュリティ
出題歴
  • AP 平成30年度春期 問39

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