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企業経営理論 令和元年度 第3問

 

 次の文中の空欄A~Dに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 アンゾフは、環境変化が激しく、企業が決定すべき選択肢の評価基準も与えられていない高度に不確実な状況を、 A という概念で捉え、 A の状況下において、企業が取り組むべき問題を確定させ、その問題解決の方向性を探求することを経営戦略論の固有の課題と示した。
 その上で、企業が行っている意思決定を、 B 的意思決定、 C 的意思決定、そして D 的意思決定に分類した。 B 的意思決定は、現行の業務の収益性の最大化を目的とするもの、 C 的意思決定は、最大の業績が生み出せるように企業の資源を組織化するもの、 D 的意思決定は、将来どのような業種に進出すべきかなどに関するものである。

  1. A:非対称情報  B:業務  C:組織  D:戦略
  2. A:非対称情報  B:日常  C:管理  D:計画
  3. A:非対称情報  B:日常  C:組織  D:長期
  4. A:部分的無知  B:業務  C:管理  D:戦略
  5. A:部分的無知  B:業務  C:戦略  D:長期

解答・解説

解答

 エ

解説

 適切に穴埋めした文章は次の通りです。

 アンゾフは、環境変化が激しく、企業が決定すべき選択肢の評価基準も与えられていない高度に不確実な状況を、 部分的無知 という概念で捉え、 部分的無知 の状況下において、企業が取り組むべき問題を確定させ、その問題解決の方向性を探求することを経営戦略論の固有の課題と示した。
 その上で、企業が行っている意思決定を、 業務 的意思決定、 管理 的意思決定、そして 戦略 的意思決定に分類した。 業務 的意思決定は、現行の業務の収益性の最大化を目的とするもの、 管理 的意思決定は、最大の業績が生み出せるように企業の資源を組織化するもの、 戦略 的意思決定は、将来どのような業種に進出すべきかなどに関するものである。

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