新QC七つ道具に関する次の文章において, 内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。
① 手法名: (1)
作業の順序や関連が複雑な仕事を効率的に遂行するためには, (4) となる作業を抽出して重点的に管理する必要がある。各作業の関係と日程のつながりを矢線で図示することによって,重要な作業を明確にし,効率的な日程管理を行う。
② 手法名: (2)
何かを成し遂げようとする際には,さまざまな障害が発生する。計画が進行するプロセスで発生するさまざまな (5) を予想し,その打開策を考えながら,最終目標達成に向けて,望ましい解決の道筋をつける。
③ 手法名: (3)
要因が多岐にわたり複雑な絡み合って,何をすればよいか悩むことがある。目的と手段,また原因と結果の関係を (6) によって論理的に関係づけて,図にすることで,問題の構造や因果関係を明確にする。
(1)〜(3)の選択肢
- 親和図法
- 連関図法
- 系統図法
- マトリックス図法
- アローダイアグラム法
- PDPC法
- マトリックスデータ解析法
(4)〜(6)の選択肢
- 直線
- 矢線
- 不測の事態
- 原因と結果
- 不要
- ボトルネック
解答
(1) | (2) | (3) |
オ | カ | イ |
(4) | (5) | (6) |
カ | ウ | イ |
解説
① 手法名: アローダイアグラム法
作業の順序や関連が複雑な仕事を効率的に遂行するためには, ボトルネック となる作業を抽出して重点的に管理する必要がある。各作業の関係と日程のつながりを矢線で図示することによって,重要な作業を明確にし,効率的な日程管理を行う。
アローダイアグラム法は,もっとも困難な(日程の余裕がない)作業,つまりボトルネックとなる作業を見つけるのに役立ちます。
② 手法名: PDPC法
何かを成し遂げようとする際には,さまざまな障害が発生する。計画が進行するプロセスで発生するさまざまな 不測の事態 を予想し,その打開策を考えながら,最終目標達成に向けて,望ましい解決の道筋をつける。
PDPC法は,さまざまな状況(不測の事態を含む)を予想した上で,それらをフローチャートにします。
③ 手法名: 連関図法
要因が多岐にわたり複雑な絡み合って,何をすればよいか悩むことがある。目的と手段,また原因と結果の関係を 矢線 によって論理的に関係づけて,図にすることで,問題の構造や因果関係を明確にする。
連関図法では,因果関係を矢線(矢印)を用いて表現します。