資格部

資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

QC検定3級 新QC七つ道具③

◀︎ 前へ次へ ▶︎️

 新QC七つ道具に関する次の文章において,   内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。

① 手法名: (1) 
作業の順序や関連が複雑な仕事を効率的に遂行するためには, (4) となる作業を抽出して重点的に管理する必要がある。各作業の関係と日程のつながりを矢線で図示することによって,重要な作業を明確にし,効率的な日程管理を行う。

 

② 手法名: (2) 
何かを成し遂げようとする際には,さまざまな障害が発生する。計画が進行するプロセスで発生するさまざまな (5) を予想し,その打開策を考えながら,最終目標達成に向けて,望ましい解決の道筋をつける。

 

③ 手法名: (3) 
要因が多岐にわたり複雑な絡み合って,何をすればよいか悩むことがある。目的と手段,また原因と結果の関係を (6) によって論理的に関係づけて,図にすることで,問題の構造や因果関係を明確にする。

 

(1)〜(3)の選択肢
  1. 親和図法
  2. 連関図法
  3. 系統図法
  4. マトリックス図法
  5. アローダイアグラム法
  6. PDPC法
  7. マトリックスデータ解析法
(4)〜(6)の選択肢
  1. 直線
  2. 矢線
  3. 不測の事態
  4. 原因と結果
  5. 不要
  6. ボトルネック

解答・解説

解答

(1) (2) (3)
(4) (5) (6)

解説

① 手法名: アローダイアグラム法 
作業の順序や関連が複雑な仕事を効率的に遂行するためには, ボトルネック となる作業を抽出して重点的に管理する必要がある。各作業の関係と日程のつながりを矢線で図示することによって,重要な作業を明確にし,効率的な日程管理を行う。

アローダイアグラム法は,もっとも困難な(日程の余裕がない)作業,つまりボトルネックとなる作業を見つけるのに役立ちます。

 

② 手法名: PDPC法 
何かを成し遂げようとする際には,さまざまな障害が発生する。計画が進行するプロセスで発生するさまざまな 不測の事態 を予想し,その打開策を考えながら,最終目標達成に向けて,望ましい解決の道筋をつける。

PDPC法は,さまざまな状況(不測の事態を含む)を予想した上で,それらをフローチャートにします。

 

③ 手法名: 連関図法 
要因が多岐にわたり複雑な絡み合って,何をすればよいか悩むことがある。目的と手段,また原因と結果の関係を 矢線 によって論理的に関係づけて,図にすることで,問題の構造や因果関係を明確にする。

連関図法では,因果関係を矢線(矢印)を用いて表現します。