次の新QC七つ道具において,その手法の特徴と用途についてもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。
① 連関図法 特徴: (1) 用途: (4)
② 親和図法 特徴: (2) 用途: (5)
③ 系統図法 特徴: (3) 用途: (6)
(1)〜(3)の選択肢
- 行と列に属する要素によって表形式にした図である。
- 目的の設定,目的に到達する手段を系統的に展開した図である。
- 事実,意見,発想を言語データで表し,それらを相互の関連性の強さによってグルーピングして,解決すべき問題を明確に表した図である。
- 想定されるリスクを回避しつつ,目標達成までのプロセスをフロー化した図である。
- 原因が複雑に絡み合う問題について,その因果関係を論理的につないだ図である。
(4)〜(6)の選択肢
- 特定の計画を進めていくために必要な作業の関連をネットワークで表現し,最適な日程計画をたて効率よく進捗を管理するために使用される。
- 問題に関連している因果関係を論理的に展開し,重要要因を見出すために使用される。
- 多数の事実および発想などの項目間の類似性を整理し,問題の構造を明らかにする際に使用される。
- 事態の進展とともに,各種の結果が想定される問題について,望ましい結果に至るプロセスを決めるために使用される。
- 目的を果たす可能性のある多くの手段を系統的に展開していくために使用される。
解答
(1) | (2) | (3) |
オ | ウ | イ |
(4) | (5) | (6) |
イ | ウ | オ |
解説
各手法の定義どおりです。
① 連関図法
特徴: 原因が複雑に絡み合う問題について,その因果関係を論理的につないだ図である。
用途: 問題に関連している因果関係を論理的に展開し,重要要因を見出すために使用される。
② 親和図法
特徴: 事実,意見,発想を言語データで表し,それらを相互の関連性の強さによってグルーピングして,解決すべき問題を明確に表した図である。
用途: 多数の事実および発想などの項目間の類似性を整理し,問題の構造を明らかにする際に使用される。
③ 系統図法
特徴: 目的の設定,目的に到達する手段を系統的に展開した図である。
用途: 目的を果たす可能性のある多くの手段を系統的に展開していくために使用される。