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適性科目 平成29年度 Ⅱ-15

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 倫理的な意思決定を行うためのステップを明確に認識していることは,技術者としての道徳的自律性を保持し,よりよい解決策を見いだすためには重要である。同時に,非倫理的な行動を取るという過ちを避けるために,倫理的意思決定を妨げる要因について理解を深め,人はそのような倫理の落とし穴に陥りやすいという現実を自覚する必要がある。次の(ア)〜(キ)に示す,倫理的意思決定に関る促進要因と阻害要因の対比のうち,不適切なものの数はどれか。

  促進要因 阻害要因
利他主義 利己主義
希望・勇気 失望・おそれ
正直・誠実 自己ぎまん
知識・専門能力 無知
公共的志向 自己中心的志向
指示・命令に対する批判精神 指示・命令への無批判な受入れ
依存的思考 自律的思考

 ① 0  ② 1  ③ 2  ④ 3  ⑤ 4

解答・解説

解答

 ②

解説

  1. 利他主義ー利己主義 ⭕️
    適切です。

  2. 希望・勇気ー失望・おそれ ⭕️
    適切です。

  3. 正直・誠実ー自己ぎまん ⭕️
    適切です。

  4. 知識・専門能力ー無知 ⭕️
    適切です。

  5. 公共的志向ー自己中心的志向 ⭕️
    適切です。

  6. 指示・命令に対する批判精神ー指示・命令への無批判な受入れ ⭕️
    適切です。

  7. 依存的思考ー自律的思考 ❌
    促進要因が「自律的思考」,阻害要因が「依存的思考」となるため,不適切です。