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基礎科目 令和2年度 Ⅰ-2-3

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 標的型攻撃に対する有効な対策として,最も不適切なものはどれか。

① メール中のオンラインストレージのURLリンクを使用したファイルの受信は,正規のサービスかどうかを確認し,メールゲートウェイで検知する。

② 標的型攻撃への対策は,複数の対策を多層的に組合せて防御する。

③ あらかじめ組織内に連絡すべき窓口を設け,利用者が標的型攻撃メールを受信した際の連絡先として周知させる。

④ あらかじめシステムや実行ポリシーで,利用者の環境で実行可能なファイルを制限しておく。

⑤ 擬似的な標的型攻撃メールを利用者に送信し,その対応を調査する訓練を定期的に実施する。

 

解答・解説

解答

 ①

解説

① メール中のオンラインストレージのURLリンクを使用したファイルの受信は,正規のサービスかどうかを確認し,メールゲートウェイで検知する。 ❌
メールゲートウェイでは,メール自体のウイルス有無は確認できても,URLリンク先が適切かどうかまでは確認できません。

 

② 標的型攻撃への対策は,複数の対策を多層的に組合せて防御する。 ⭕️
適切です。

 

③ あらかじめ組織内に連絡すべき窓口を設け,利用者が標的型攻撃メールを受信した際の連絡先として周知させる。 ⭕️
適切です。

 

④ あらかじめシステムや実行ポリシーで,利用者の環境で実行可能なファイルを制限しておく。 ⭕️
適切です。

 

⑤ 擬似的な標的型攻撃メールを利用者に送信し,その対応を調査する訓練を定期的に実施する。 ⭕️
適切です。

 

過去の出題

 なし