エネルギー資源に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① エネルギー資源量として,石炭の確認埋蔵量は石油の確認埋蔵量より大きい。
② 第一次石油危機当時と比べて石油の確認埋蔵量は増大している。
③ 海水中にはウランが1億トン以上溶けている。
④ 100km2の受光面積を持つ太陽電池の年開発電量は,我が国の年間電力需要量より大きい。
⑤ 地球上の全植物の光合成により固定される太陽エネルギーを年間炭素純生産量でみると,人類の年間エネルギー所要量より大きい。
解答
④
解説
① エネルギー資源量として,石炭の確認埋蔵量は石油の確認埋蔵量より大きい。
適切です。
② 第一次石油危機当時と比べて石油の確認埋蔵量は増大している。
適切です。
③ 海水中にはウランが1億トン以上溶けている。
適切です。
④ 100km2の受光面積を持つ太陽電池の年開発電量は,我が国の年間電力需要量より大きい。
10km四方の面積程度の太陽光発電で全国電力をまかなうことは不可であり,不適切です。(需要の10〜20%程度)
⑤ 地球上の全植物の光合成により固定される太陽エネルギーを年間炭素純生産量でみると,人類の年間エネルギー所要量より大きい。
適切です。
参考情報
過去の出題
- 平成20年度 Ⅰ-5-2
オンラインテキスト
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