J.L.ヘスケットとW.E.サッサーが提唱したサービスプロフィットチェーンの説明はどれか。
- 企業のビジョンと戦略の実現を目的として,財務,顧客,内部プロセス及び学習と成長の視点から達成指標やアクションプランを具体化するためのモデル
- 顧客ごとの購買履歴を蓄積することによって顧客の収益貢献度を測定し,これに基づき,収益貢献度が高い顧客に対するサービス水準を向上するためのモデル
- 市場の魅力度及び市場内での自社の地位を基に,企業の製品及びサービスを分類し,どの分野に経営資源を投下し,利益を回収すべきかを検討するためのモデル
- 従業員満足度がサービス水準を高め,それが顧客満足度及び企業利益を高め,高めた利益で従業員満足度が更に向上するという因果関係を表したモデル
解答
エ
解説
- 企業のビジョンと戦略の実現を目的として,財務,顧客,内部プロセス及び学習と成長の視点から達成指標やアクションプランを具体化するためのモデル
BSC(バランススコアカード)の説明です。 - 顧客ごとの購買履歴を蓄積することによって顧客の収益貢献度を測定し,これに基づき,収益貢献度が高い顧客に対するサービス水準を向上するためのモデル
ロイヤリティマーケティングの説明です。 - 市場の魅力度及び市場内での自社の地位を基に,企業の製品及びサービスを分類し,どの分野に経営資源を投下し,利益を回収すべきかを検討するためのモデル
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の説明です。 - 従業員満足度がサービス水準を高め,それが顧客満足度及び企業利益を高め,高めた利益で従業員満足度が更に向上するという因果関係を表したモデル
正しいです。
サービスプロフィットチェーンの説明です。
参考情報
分野・分類
分野 | ストラテジ系 |
大分類 | 経営戦略 |
中分類 | 経営戦略マネジメント |
小分類 | ビジネス戦略と目標・評価 |
出題歴
- ST 令和5年度春期 問10