複数のシステムの組合せによって実現するSoS(System of Systems)をモデル化するのに適した表記法であるSysMLの特徴はどれか。
- オブジェクト図によって,インスタンスの静的なスナップショットが記述できる。
- 単純な図形と矢印によって,システムのデータの流れが記述できる。
- パラメトリック図によって,モデル要素間の制約条件が記述できる。
- 連接,反復,選択の記述パターンによって,ソフトウェアの構造を分かりやすく視覚化できる。
解答
ウ
解説
SysML(Systems Modeling Language)は、システムの構造や振る舞いの記法であり、UMLを拡張して様々なシステムに対応できるようにしたものです。
UMLにない、要求図、パラメトリック図などが追加されています。
- オブジェクト図によって,インスタンスの静的なスナップショットが記述できる。
UMLの特徴です。 - 単純な図形と矢印によって,システムのデータの流れが記述できる。
DFDの特徴です。 - パラメトリック図によって,モデル要素間の制約条件が記述できる。
正しいです。
SysMLの特徴です。 - 連接,反復,選択の記述パターンによって,ソフトウェアの構造を分かりやすく視覚化できる。
フローチャートの特徴です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
大分類 | 開発技術 |
中分類 | システム開発技術 |
小分類 | システム要件定義・ソフトウェア要件定義 |
出題歴
- SA 令和5年度春期 問3
- SA 平成29年度秋期 問4