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SA 令和5年度春期 問3

 

 複数のシステムの組合せによって実現するSoS(System of Systems)をモデル化するのに適した表記法であるSysMLの特徴はどれか。

  1. オブジェクト図によって,インスタンスの静的なスナップショットが記述できる。
  2. 単純な図形と矢印によって,システムのデータの流れが記述できる。
  3. パラメトリック図によって,モデル要素間の制約条件が記述できる。
  4. 連接,反復,選択の記述パターンによって,ソフトウェアの構造を分かりやすく視覚化できる。

解答・解説

解答

 ウ

解説

 SysML(Systems Modeling Language)は、システムの構造や振る舞いの記法であり、UMLを拡張して様々なシステムに対応できるようにしたものです。
 UMLにない、要求図パラメトリック図などが追加されています。

  1. オブジェクト図によって,インスタンスの静的なスナップショットが記述できる。
    UMLの特徴です。

  2. 単純な図形と矢印によって,システムのデータの流れが記述できる。
    DFDの特徴です。

  3. パラメトリック図によって,モデル要素間の制約条件が記述できる。
    正しいです。
    SysMLの特徴です。

  4. 連接,反復,選択の記述パターンによって,ソフトウェアの構造を分かりやすく視覚化できる。
    フローチャートの特徴です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 開発技術
中分類 システム開発技術
小分類 システム要件定義・ソフトウェア要件定義
出題歴
  • SA 令和5年度春期 問3
  • SA 平成29年度秋期 問4

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