SA 令和5年度春期問1

　システムやソフトウェアの品質に関する主張の正当性を裏付ける文書である“アシュアランスケース”を導入する目的として，適切なものはどれか。

　エ

　アシュアランスケースは、テスト結果や検証結果を根拠に、システムの安全性や信頼性を議論し、システム認証者や利用者などに保証・確信させるためのドキュメントです。

システムやソフトウェアの振る舞いをガイドワードを用いて分析して，システムやソフトウェアが意図する振る舞いから逸脱するケースを明らかにする。
HAZOP（Hazard and Operability Studies）を導入する目的です。
システムを階層構造の構成要素に分解し，下位レベルの要素から上位レベルの要素へボトムアップで解析して，システムに対する最終的な影響を明らかにする。
FMEA（Failure Mode and Effects Analysis：故障の影響解析）を導入する目的です。
障害を発生させる要因を演えき的（トップダウン）に解析して，原因又は原因の組合せを正確に示す。
FTA（Fault Tree Analysis：故障の木解析）を導入する目的です。
証拠を示して論理的に説明することによって，システムやソフトウェアが目標の品質を達成できることを示す。
適切です。
アシュアランスケースを導入する目的です。