資格部

資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

IP 法務①

◀︎ 前へ次へ ▶︎️

 実用新案権の保護対象として,適切なものはどれか。

  1. 圧縮比率を大きくしても高い復元性を得られる工夫をした画像処理プログラム
  2. インターネットを利用し,顧客の多様な要望に対応できるビジネスモデル
  3. 岩石に含まれているレアメタルを無駄なく抽出して,資源を有効活用する方法
  4. 電気スタンドと時計を組み合わせて夜間でも容易に時刻を確かめられる機器

解答・解説

解答

 エ

解説

 実用新案権法の保護対象は,物品の形状,構造又は組合せに係る考案です。よって形の無いもの(プログラム,方法,アイディア等)は保護対象外となります。

  1. 圧縮比率を大きくしても高い復元性を得られる工夫をした画像処理プログラム
    不適切です。形の無いプログラムは実用新案権の保護対象にはなりません。

  2. インターネットを利用し,顧客の多様な要望に対応できるビジネスモデル
    不適切です。形の無いビジネスモデルは実用新案権の保護対象にはなりません。

  3. 岩石に含まれているレアメタルを無駄なく抽出して,資源を有効活用する方法
    不適切です。形の無い方法は実用新案権の保護対象にはなりません。

  4. 電気スタンドと時計を組み合わせて夜間でも容易に時刻を確かめられる機器
    適切です。

参考情報

分野・分類
分野 ストラテジ系
大分類 企業と法務
中分類 法務
小分類 知的財産権
出典

IP 平成31年度 春期 問20