資格部

資格・検定の試験情報、対策方法、問題解説などをご紹介

AP 令和元年度秋期 問28

 

 RDBMSのロックに関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,X,Yはトランザクションとする。

  1. XがA表内の特定行aに対して共有ロックを獲得しているときは,YはA表内の別の特定行bに対して専有ロックを獲得することができない。
  2. XがA表内の特定行aに対して共有ロックを獲得しているときは,YはA表に対して専有ロックを獲得することができない。
  3. XがA表に対して共有ロックを獲得しているときでも,YはA表に対して専有ロックを獲得することができる。
  4. XがA表に対して専有ロックを獲得しているときでも,YはA表内の特定行aに対して専有ロックを獲得することができる。

解答・解説

解答

 イ

解説

  1. XがA表内の特定行aに対して共有ロックを獲得しているときは,YはA表内の別の特定行bに対して専有ロックを獲得することができない。
    Xが獲得しているロックは特定行に対してですので、Yは別の行に対してロックを獲得することができます。

  2. XがA表内の特定行aに対して共有ロックを獲得しているときは,YはA表に対して専有ロックを獲得することができない。
    適切です。

  3. XがA表に対して共有ロックを獲得しているときでも,YはA表に対して専有ロックを獲得することができる。
    共有ロックがかけられている表について、専有ロックを獲得することはできません。

  4. XがA表に対して専有ロックを獲得しているときでも,YはA表内の特定行aに対して専有ロックを獲得することができる。
    表単位でロックがかけられているので、その中の特定行に対してはロックを獲得することはできません。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 技術要素
中分類 データベース
小分類 トランザクション処理
出題歴
  • AP 令和元年度秋期 問28

前問 一覧 次問