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AP 平成29年度春期 問2

 

 (1 + α)ⁿ の計算を,1 + n × α で近似計算ができる条件として,適切なものはどれか。

  1. |α| が1に比べて非常に小さい。
  2. |α| が n に比べて非常に大きい。
  3. |α ÷ n| が1より大きい。
  4. |n × α| が1より大きい。

解答・解説

解答

 ア

解説

 例えば、n=2、α=100 ならば
  (1 + α)ⁿ = (1 + 100)² = 10,201
  1 + n × α = 1 + 2 × 100 = 201
と全く異なってしまい、n=2、α=0.01 ならば
  (1 + α)ⁿ = (1 + 0.01)² = 1.0201
  1 + n × α = 1 + 2 × 0.01 = 1.02
かなり近似した値になります。

  1. |α|が1に比べて非常に小さい。
    後者の例の通りであり、適切です。

  2. |α|が n に比べて非常に大きい。
    前者の例の通り、大きく乖離します。

  3. |α÷n|が1より大きい。
    前者の例の通り、大きく乖離します。

  4. |n×α|が1より大きい。
    前者の例の通り、大きく乖離します。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 基礎理論
中分類 基礎理論
小分類 応用数学
出題歴
  • AP 平成29年度春期 問2
  • AP 平成21年度春期 問2

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