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2022-07-21から1日間の記事一覧

企業経営理論 令和3年度 第18問

I.L.ジャニス(I. L. Janis)が提唱した集団思考(groupthink)の先行条件と兆候に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 誤った判断を下すことは許されないというような外部からの強い圧力に集団がさらされる場合、集団思考が起きやすい。 機密…

企業経営理論 令和3年度 第17問

個人が特定の組織との間に形成する継続的な関係性を説明する概念として、組織コミットメントがある。組織コミットメントに関する記述として、最も適切なものはどれか。 組織の価値観や目標と個人のそれらが一致する場合、個人にとっては組織内で新たに成長で…

企業経営理論 令和3年度 第16問

リーダーシップ理論に関する記述として、最も適切なものはどれか。 E.P.ホランダー(E. P. Hollander)の特異性-信頼理論によると、リーダーがフォロワーから信頼を得るためには、集団の目的に貢献する有能性と、集団の自由を重んじる開放性を満たす必…

企業経営理論 令和3年度 第15問

経営戦略に関連する組織の運営・設置に関する記述として、最も適切なものはどれか。 A.D.チャンドラー(A. D. Chandler)の「組織は戦略に従う」という命題に基づけば、事業の多角化が進んだ企業では事業部制組織が採用され、地理的拡大が進んだ企業では…

企業経営理論 令和3年度 第14問

組織の参加者が、自分の行為を決定するものとして組織内の伝達を受け入れるかどうかは、その伝達を権威あるものとして受容するかどうかに依存している。C.I.バーナード(C. I. Barnard)が主張した伝達の特徴としての権威に関する記述として、最も適切な…

企業経営理論 令和3年度 第13問

企業の社会的責任(CSR)は重要な戦略課題である。CSR に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 CSR で重要なのは、利益を獲得するプロセスにかかわりなく、ステークホルダー間で利益を公平に分配することである。 CSR とは、企業は社会に与える影響…

企業経営理論 令和3年度 第12問

ソフトウェアやコンテンツなどの情報財には、独自の特性があるとされる。その特性やそこから派生する状況として、どのようなことが想定できるか。最も適切なものを選べ。 インターネットの普及によって情報財の流通コストは低下しているために、情報財をその…

企業経営理論 令和3年度 第11問

特許戦略に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 特許などの知的財産の権利化に当たっては、数多く出願し、権利化していけばよいのではなく、出願・登録のコストやその後の活用の可能性を踏まえ、選別して出願・権利化し、管理・維持していくことが…

企業経営理論 令和3年度 第10問

次の文章は、野中郁次郎が提唱した「知識創造理論」に関する記述である。文中の空欄に入る用語として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 形式知と暗黙知の循環によって生み出される知識創造のプロセスには 4 つのモードがあり、そのうち、形式知から…

企業経営理論 令和3年度 第9問

次の文章を読んで、問題に答えよ。 株式会社Xの前社長Aは長男Bに代表取締役社長の座を譲り、企業経営から完全に引退した。しかし、Aは株式全体の 55 %を引退後も所有しており、Bは株式を所有していない。株式会社Xではない会社に勤務しているAの次男…

企業経営理論 令和3年度 第8問

サラス・サラスバシー(S. D. Sarasvathy)は、経験豊富な起業家の経験より抽出された実践的なロジックから構成されるエフェクチュエーション(effectuation)という概念を生み出した。エフェクチュエーションは、「手段(means)」からスタートし、「これら…

企業経営理論 令和3年度 第7問

競争戦略に関する事項の説明として、最も適切なものはどれか M.ポーター(M. Porter)によれば、競争戦略の基本は、規模の拡大による低コスト化の実現と製品差別化の同時追求にあり、製品差別化と結びつかない低コスト化の追求は、短期的には成功を収めて…

企業経営理論 令和3年度 第6問

次の文章を読んで、問題に答えよ。 X社は全社的な成長に向けて、新たな業界に参入して、新規事業を展開することを計画している。参入先の候補として考えられているのは、AからEの 5 つの業界である。社内で検討したところ、各業界の重要な特性として、次…

企業経営理論 令和3年度 第5問

次の文章の空欄に入る数値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 業界全体の成長率は、当該業界における競争状況や収益性に影響を与えることから、競争戦略を考える上で重要な要因の 1 つである。 X業界における 2018 年度の販売金額は 1,000 億…

企業経営理論 令和3年度 第4問

G.ハメル(G. Hamel)とC.K.プラハラード(C. K. Prahalad)によると、コア製品とは、コア・コンピタンスによって生み出された製品であり、最終製品の一部を形成するものである。 このコア製品に関する記述として、最も適切なものはどれか。 コア製品…

企業経営理論 令和3年度 第3問

M&A(企業の合併・買収)に関する記述として、最も適切なものはどれか M&A に当たって企業価値を算定する際には、複数の方法が用いられている。そのうち、マーケット・アプローチとは、M&A の対象となる企業の収益力をベースに、企業価値を算定する方法であ…

企業経営理論 令和3年度 第2問

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が開発した「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」(以下「PPM」という)と、その分析ツールである「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス(BCG 成長-シェア・マトリックス)」に関する記述として…

企業経営理論 令和3年度 第1問

多角化に関する記述として、最も適切なものはどれか 企業における多角化の程度と収益性の関係は、その企業が保有する経営資源にかかわらず、外部環境によって決定される。 情報的経営資源は、複数の事業で共有するとその価値が低下するため、多角化の推進力…