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2022-07-21から1日間の記事一覧

財務・会計 令和元年度 第10問

当社では、製品の製造に当たり必要な部品Xを 1 か月に 300 個自製しているが、A工業から当該部品を 1 個当たり 19 千円で販売したいという提案があった。自製の場合と購入の場合ではどちらがいくら有利であるか。次月の予算に関する以下の資料に基づき、最…

財務・会計 令和元年度 第9問

8 月中の材料Sの取引に関する以下の資料に基づき、材料消費価格差異として最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、材料の予定消費価格は 510 円/kgであり、材料の実際消費額は総平均法を用いて計算している。 【資 料】8月1日 前月繰越 20 kg 500 円…

財務・会計 令和元年度 第8問

決算に当たり、期首に取得した備品 1,200 千円(耐用年数 4 年、残存価額ゼロ)について定額法で減価償却を行った。しかし、この備品の税法上の耐用年数は 6 年であった。このとき、計上される繰延税金資産または繰延税金負債の金額として、最も適切なものは…

財務・会計 令和元年度 第7問

負債の会計処理と開示に関する記述として、最も適切なものはどれか。 資産除去の義務を伴う有形固定資産を取得した場合、その資産の除去に要する支出額の割引価値を、資産除去債務として負債に計上する。 支払手形や買掛金は、決算日の翌日から 1 年以内に支…

財務・会計 令和元年度 第6問

棚卸資産の評価に関する記述として、最も適切なものはどれか。 棚卸資産の期末評価において、帳簿価額と比較すべき時価は再調達原価である。 棚卸資産の評価方法として認められている方法のうちに個別法は含まれない。 棚卸資産の評価方法のうち売価還元法は…

財務・会計 令和元年度 第5問

会社法上の計算書類に関する記述として、最も適切なものはどれか。 会社法上の計算書類には、株主資本等変動計算書は含まれない。 計算書類の作成と報告に当たっては、会社法のほかに財務諸表規則(財務諸表等の用語、様式および作成方法に関する規則)に準…

財務・会計 令和元年度 第4問

決算日における当座預金勘定の残高は 960,000 円であったが、取引銀行から受け取った残高証明書の残高と一致していなかった。そこで、不一致の原因を調べたところ以下の事項が判明した。 決算日に現金 60,000 円を当座預金口座へ預け入れたが、銀行の営業時…

財務・会計 令和元年度 第3問

連結会計に関する記述として、最も適切なものはどれか。 A社によるB社の議決権の所有割合が 40 %未満であっても、B社の財務および営業または事業の方針決定に対して重要な影響を与えることができる場合には、B社は子会社と判定される。 非支配株主持分…

財務・会計 令和元年度 第2問

A社は、20X1 年 4 月 1 日に補助金 6,000 千円を現金で受け取った。続いて 20X1年 10 月 1 日に、その補助金 6,000 千円と自己資金 16,000 千円で機械装置 22,000千円を購入し、直ちに使用を開始した。その際、直接減額方式による圧縮記帳を行った。また、2…

財務・会計 令和元年度 第1問

8 月の商品Aの取引は以下のとおりであった。 8 月の商品売買益として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、先入先出法を採用しているものとする。 日付 摘要 数量 単価 8月1日 前月繰越 20個 300円 2日 仕入 100個 350円 5日 仕入戻し 10個 350円…

企業経営理論 令和3年度 第38問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 ①顧客リレーションシップの構築は、マーケティングにおける最も重要な課題の 1つである。企業は優れた顧客価値と顧客満足の提供を通して②顧客ロイヤルティを形成し、長期にわたって顧客から大きな見返りが得られるよ…

企業経営理論 令和3年度 第37問

マーケティング・リサーチに関する記述として、最も適切なものはどれか。 アイトラッキング、fMRI(機能的磁気共鳴画像)、GPS などを通して収集される消費者の意識化されない活動データや言語化が難しい反応データは、消費者が回答するアンケートなどの意識…

企業経営理論 令和3年度 第36問

地域ブランディングの具体的な構築プロセスを示すためには、地域ブランドが有する価値構造を分析し、長期的視点で価値創造のためのプランを描く必要がある。下記の図は、基本価値、便宜価値、感覚価値、観念価値の 4 つの価値によって構成される製品のブラン…

企業経営理論 令和3年度 第35問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 現代社会には、①さまざまな広告が存在する。企業は、現代の消費者に有効な広告戦略を立案するために、②広告が消費者の心理や行動に及ぼす影響を理解する必要がある。 (設問 1 )文中の下線部①に関する記述として、…

企業経営理論 令和3年度 第34問

クチコミに関する記述として、最も適切なものはどれか。 ある消費者に対して、その消費者がまだ全く知らない製品やサービスについて知らせるためには、広告よりクチコミの方が受け入れられやすい傾向がある。 一般的に大規模なオンライン・コミュニティでは…

企業経営理論 令和3年度 第33問

インターネット広告に関する記述として、最も適切なものはどれか。 インターネット広告では広告主と媒体社との間に、さまざまな技術に基づくサービスを提供する多様なプレーヤーが存在し、極めて複雑な業界構造となっている。このような状況は消費者にはメリ…

企業経営理論 令和3年度 第32問

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 X社では、家電および家具の①サブスクリプション・サービスを開始することを検討している。その際、家具とは異なり家電の利用状況は毎月変動する可能性があるため、家電については利用動向に応じて料金が変動する②ダ…

企業経営理論 令和3年度 第31問

S社は国内外から仕入れたさまざまなスポーツ・シューズを、 9 つの自社の実店舗および数年前に開設した自社オンライン店舗において販売している。S社の今後の流通政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。 S社が店舗を最初の 1 つから現在の状態…

企業経営理論 令和3年度 第30問

近年は、企業(メーカー)と消費者が共に製品開発を行う共創(co-creation)が多くの企業によって導入されている。このことに関する記述として、最も適切なものはどれか。 企業が企業外部のアイデアを取り入れながら価値を創造するオープン・イノベーション…

企業経営理論 令和3年度 第29問

消費者の知覚に対応したマーケティングに関する記述として、最も適切なものはどれか。 色に対する消費者の反応は、色の物理的な波長に対する消費者の知覚であり、強い感情反応を引き出す。このため、個々の消費者が経験を通じて学習する連想には影響されない…

企業経営理論 令和3年度 第28問

経済産業省による「SDGs 経営ガイド」における SDGs と経営に関する記述として、最も適切なものはどれか。 SDGs 経営では、大企業やベンチャー企業、大学、研究機関などが連携して研究開発を進める活動を通じて、社会的課題解決のためのイノベーションの協創…

企業経営理論 令和3年度 第27問

解雇に関する記述として、最も適切なものはどれか。 使用者は、産前産後の女性労働者が労働基準法第 65 条の規定によって休業する期間及びその後 30 日間については、同法第 81 条の規定によって平均賃金の1,200 日分の打切補償を支払うことで、解雇すること…

企業経営理論 令和3年度 第26問

労働基準法における賃金に関する記述として、最も適切なものはどれか。 賃金は、通貨で支払わなければならないが、労働組合がない企業について、労働者の過半数を代表する者との書面による協定があれば、使用者は通勤定期券や自社製品等の現物を賃金の一部と…

企業経営理論 令和3年度 第25問

変形労働時間制・フレックスタイム制に関わる労使協定の届出に関する記述として、最も適切なものはどれか。 なお、本問における「労働者の過半数を代表する者」とは「当該事業場に、(又は当該事業場の)労働者の過半数で組織する労働組合がある場合において…

企業経営理論 令和3年度 第24問

労働基準法の定めに関する記述として、最も適切なものはどれか。 使用者は、事業場ごとに労働者名簿と賃金台帳を調製しなければならず、また、労働者名簿及び賃金台帳など労働関係に関する重要な書類は 10 年以上保存しておかなければならない。 労働基準法…

企業経営理論 令和3年度 第23問

J.P.コッター(J. P. Kotter)の提唱した組織変革の 8 段階モデルによると、変革プロセスの各段階には変革を推進する場合に生じがちな独自の課題が存在し、目標とする変革を実現するために変革の推進者にはこれらの課題を克服することが求められる。 下…

企業経営理論 令和3年度 第22問

企業の長期的成長のためには、既存事業の深化(exploitation)と新規事業の探索(exploration)のバランスを取る経営が重要だと言われている。C.A.オライリー(C. A. OʼReilly)とM.L.タッシュマン(M. L. Tushman)は、この深化と探索を両立する組…

企業経営理論 令和3年度 第21問

組織は社会的に正当性を獲得する必要が高くなると、組織間の類似性が高くなる同型化(isomorphism)が生じる場合がある。同型化を強制的(coercive)同型化、模倣的(mimetic)同型化、規範的(normative)同型化に分けて考えるとき、同型化に関する記述とし…

企業経営理論 令和3年度 第20問

組織における部門には、それぞれの目標や利害が存在するが、組織内で大きなパワーを有する部門は他部門よりも多くの予算を獲得したり、自部門にとって望ましくない他部門からの要求を排除することができる。このような部門の持つパワーの源泉に関する記述と…

企業経営理論 令和3年度 第19問

J.G.マーチ(J. G. March)とH.A.サイモン(H. A. Simon)は、コンフリクトを標準的意思決定メカニズムの機能不全としてとらえた。 組織におけるコンフリクトに関する記述として、最も適切なものはどれか。 意思決定に必要な情報の入手先が多様にな…