Ｇ．ハメル（G. Hamel）とＣ．Ｋ．プラハラード（C. K. Prahalad）によると、コア製品とは、コア・コンピタンスによって生み出された製品であり、最終製品の一部を形成するものである。
このコア製品に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- コア製品で獲得したマーケットシェアが、最終製品で獲得したマーケットシェアを上回ることはない。
- コア製品のマーケットシェアを拡大することは、コア製品への投資機会の増加につながり、コア・コンピタンスを強化する機会になる。
- コア製品は、特定の製品や業界につながっているものであり、複数の製品や業界に展開することはない。
- コア製品を同業他社に販売すると、コア製品を販売した企業の最終製品の競争力は低下する。
解答
イ
解説
- コア製品で獲得したマーケットシェアが、最終製品で獲得したマーケットシェアを上回ることはない。
不適切です。 - コア製品のマーケットシェアを拡大することは、コア製品への投資機会の増加につながり、コア・コンピタンスを強化する機会になる。
適切です。 - コア製品は、特定の製品や業界につながっているものであり、複数の製品や業界に展開することはない。
不適切です。 - コア製品を同業他社に販売すると、コア製品を販売した企業の最終製品の競争力は低下する。
不適切です。
