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経済学・経済政策 令和元年度 第21問

 

 費用便益分析による公共事業の評価基準は、純便益の大きさである。
 ある町では、市街地にある老朽化した公共施設のマネジメントとして、市街地から郊外へ移転した上で新築する方法と、その場所のままでリフォームする方法を検討している。なお、現在の公共施設は、市街地に所在することが理由で、近隣に道路渋滞を発生させている。この道路渋滞は、公共施設が市街地から郊外へ新築移転することにより解消される。
 新築の場合とリフォームの場合の、それぞれの費用や便益などは、下表のとおりとする。ただし、利子率はゼロとする。このとき、費用便益分析によって 2 つの方法を検討した結果として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

  1. 現状のままでよい。
  2. 新築を選ぶのが望ましい。
  3. どちらを選んでも同じである。
  4. リフォームを選ぶのが望ましい。

解答・解説

解答

 イ

解説

  1. 現状のままでよい。
    不適切です。

  2. 新築を選ぶのが望ましい。
    適切です。

  3. どちらを選んでも同じである。
    不適切です。

  4. リフォームを選ぶのが望ましい。
    不適切です。

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