規模に関する収穫一定を想定するとき、経済学では、この性質を満たすものとして以下のようなコブ=ダグラス型生産関数をしばしば利用する。この生産関数に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
Y = ANαK1-α
(Y:生産量、N:労働投入量、K:資本投入量、A:技術水準、0 < a < 1、A > 0)
解答群
- 1 - α は、労働分配率を意味する。
- 資本投入量と労働投入量がいずれも 2 倍になると、生産量も 2 倍になる。
- 労働投入量が増加すると、労働と資本の代替の弾力性は逓減する。
- 労働の成長率と資本の成長率の和は、「全要素生産性」と呼ばれる。
解答
イ
解説
- 1 - α は、労働分配率を意味する。
不適切です。 - 資本投入量と労働投入量がいずれも 2 倍になると、生産量も 2 倍になる。
適切です。 - 労働投入量が増加すると、労働と資本の代替の弾力性は逓減する。
不適切です。 - 労働の成長率と資本の成長率の和は、「全要素生産性」と呼ばれる。
不適切です。