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適性科目 平成29年度 Ⅱ-10

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 ものづくりに携わる技術者にとって,知的財産を理解することは非常に大事なことである。知的財産の特徴の1つとして,「もの」とは異なり「財産的価値を有する情報」であることが挙げられる。情報は,容易に模倣されるという特質を持っており,しかも利用されることにより消費されるということがないため,多くの者が同時に利用することができる。こうしたことから知的財産権制度は,創作者の権利を保護するため,元来自由利用できる情報を,社会が必要とする限度で自由を制限する制度ということができる。
 次の(ア)〜(オ)のうち,知的財産権に含まれるものを⭕️,含まれないものを✖️として,最も適切な組合せはどれか。

  1. 特許権(発明の保護)
  2. 実用新案権(物品の形状等の考案の保護)
  3. 意匠権(物品のデザインの保護)
  4. 著作権(文芸,学術等の作品の保護)
  5. 営業秘密(ノウハウや顧客リストの盗用など不正競争行為の規制)
 
⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️
⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️ ✖️
⭕️ ⭕️ ⭕️ ✖️ ⭕️
⭕️ ⭕️ ✖️ ⭕️ ⭕️
⭕️ ✖️ ⭕️ ⭕️ ⭕️

解答・解説

解答

 ①

解説

  1. 特許権(発明の保護) ⭕️
    知的財産権に含まれます。

  2. 実用新案権(物品の形状等の考案の保護) ⭕️
    知的財産権に含まれます。

  3. 意匠権(物品のデザインの保護) ⭕️
    知的財産権に含まれます。

  4. 著作権(文芸,学術等の作品の保護) ⭕️
    知的財産権に含まれます。

  5. 営業秘密(ノウハウや顧客リストの盗用など不正競争行為の規制) ⭕️
    知的財産権に含まれます。