鉄鋼とCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)の材料選定に関する次の記述の, に入る語句又は数値の組合せとして,最も適切なものはどれか。
一定の強度を保持しつつ軽量化を促進できれば,エネルギー消費あるいは輸送コストが改善される。このパラメータとして, ア で割った値で表す比強度がある。鉄鋼とCFRPを比較すると比強度が高いのは イ である。また, イ の比強度当たりの価格は,もう一方の材料の比強度当たりの価格の約 ウ 倍である。ただし,鉄鋼では,価格は60〔円/kg〕,密度は7,900〔kg/㎥〕,強度は400〔MPa〕であり,CFRPでは,価格は16,000〔円/kg〕,密度は1,600〔kg/㎥〕,強度は2,000〔MPa〕とする。
ア | イ | ウ | |
① | 強度を密度 | CFRP | 2 |
② | 密度を強度 | CFRP | 10 |
③ | 密度を強度 | 鉄鋼 | 2 |
④ | 強度を密度 | 鉄鋼 | 2 |
⑤ | 強度を密度 | CFRP | 10 |
解答
⑤
解説
適切に穴埋めした文章は次の通りです。
一定の強度を保持しつつ軽量化を促進できれば,エネルギー消費あるいは輸送コストが改善される。このパラメータとして, 強度を密度 で割った値で表す比強度がある。鉄鋼とCFRPを比較すると比強度が高いのは CFRP である。また, CFRP の比強度当たりの価格は,もう一方の材料の比強度当たりの価格の約 10 倍である。ただし,鉄鋼では,価格は60〔円/kg〕,密度は7,900〔kg/㎥〕,強度は400〔MPa〕であり,CFRPでは,価格は16,000〔円/kg〕,密度は1,600〔kg/㎥〕,強度は2,000〔MPa〕とする。
過去の出題
なし