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基礎科目 平成27年度 Ⅰ-5-5

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 知的財産及び関連する法律について,次の記述のうち最も不適切なものはどれか。

① 特許法は発明の保護と利用を図ることで,発明を奨励し,産業の発達に寄与することを目的とする法律である。

② 特許法において発明とは,自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう。

③ 知的財産基本法において,知的財産は発明や考案などの自然法則を利用して生み出されたものをいう。

④ 知的財産基本法は,知的財産の創造,保護及び活用に関し,基本理念及びその実現を図るために基本となる事項を定めたものである。

⑤ 知的財産基本法により,国は,知的財産の創造,保護及び活用に関する施策を策定し,実施する責務を有する。

 

 

解答

 ③

解説

① 特許法は発明の保護と利用を図ることで,発明を奨励し,産業の発達に寄与することを目的とする法律である。
適切です。

② 特許法において発明とは,自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう。
適切です。

③ 知的財産基本法において,知的財産は発明や考案などの自然法則を利用して生み出されたものをいう。
知的財産には意匠や著作物なども含まれるため、不適切です。

④ 知的財産基本法は,知的財産の創造,保護及び活用に関し,基本理念及びその実現を図るために基本となる事項を定めたものである。
適切です。

⑤ 知的財産基本法により,国は,知的財産の創造,保護及び活用に関する施策を策定し,実施する責務を有する。
適切です。

参考情報

過去の出題

 なし

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