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専門科目(建設部門) 平成26年度 Ⅲ-16

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 単一管路の定常流に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 管路の断面積が不連続的に拡大する急拡部では水頭損失が生じるが,不連続的に縮小する急縮部では水頭損失は生じない。

② 流れ方向に管路の断面積が変化しない区間では速度水頭は一定である。

③ 動水勾配は,実際の管路の傾きとは無関係である。

④ ピエゾ水頭は,位置水頭と圧力水頭の和である。

⑤ 管路の一部が動水勾配線の上に出る場合,この部分での圧力は大気圧以下となる。

 

解答

      ①

解説

① 管路の断面積が不連続的に拡大する急拡部では水頭損失が生じるが,不連続的に縮小する急縮部では水頭損失は生じない。
XXX

② 流れ方向に管路の断面積が変化しない区間では速度水頭は一定である。
適切です。

③ 動水勾配は,実際の管路の傾きとは無関係である。
適切です。

④ ピエゾ水頭は,位置水頭と圧力水頭の和である。
適切です。

⑤ 管路の一部が動水勾配線の上に出る場合,この部分での圧力は大気圧以下となる。
適切です。