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SM 令和4年度春期 問9

 

 ITサービスマネジメントにおいて,構成ベースラインを確立することによって可能になることはどれか。

  1. ITサービスの存続期間を通したパフォーマンスの変化の測定
  2. インシデントが発生したときの問題管理プロセスでの状況証拠の分析
  3. 構成監査及び切り戻しのための基準の提供
  4. サービスを機能させるために必要な最低限の利用可能レベルの定義

解答・解説

解答

 ウ

解説

 構成ベースラインは、対象とするシステムの特定時点における構成物や構造を記録したものです。

  1. ITサービスの存続期間を通したパフォーマンスの変化の測定
    パフォーマンスベースラインを確立することによって可能になることです。

  2. インシデントが発生したときの問題管理プロセスでの状況証拠の分析
    構成ベースラインでは、問題管理プロセスでの状況証拠になりえません。

  3. 構成監査及び切り戻しのための基準の提供
    正しいです。
    構成ベースラインが、切り戻しのための基準となります。

  4. サービスを機能させるために必要な最低限の利用可能レベルの定義
    構成ベースラインは、利用可能レベルを定義するものではありません。

参考情報

分野・分類
分野 マネジメント系
大分類 サービスマネジメント
中分類 サービスマネジメント
小分類 サービスマネジメントシステムの計画及び運用
出題歴
  • SM 令和4年度春期 問9
  • SM 平成26年度秋期 問8
  • SM 平成24年度秋期 問13

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