JIS Q 20000-2:2013(サービスマネジメントシステムの適用の手引)によれば,サービスレベル合意書(SLA)の作成指針のうち,最も適切なものはどれか。
- SLAでは,顧客の責任は規定せずに,サービス提供者の責任を規定する。
- SLAにおいて設定する目標は,サービス提供者の視点でできるだけ多く定義する。
- ある顧客に対して複数のサービスを提供する際に,一つのSLAで複数のサービスに対処してもよい。
- 利用するサービスに関する情報は,サービスカタログに収録されている情報についても,必ずSLAに記載する。
解答
ウ
解説
- SLAでは,顧客の責任は規定せずに,サービス提供者の責任を規定する。
JIS Q 20000-2:2013には、SLAにサービス提供者及び顧客の責任を規定するよう記載されています。 - SLAにおいて設定する目標は,サービス提供者の視点でできるだけ多く定義する。
JIS Q 20000-2:2013には、SLAの項目が多すぎると混乱や負荷が増え好ましくない旨記載されています。 - ある顧客に対して複数のサービスを提供する際に,一つのSLAで複数のサービスに対処してもよい。
適切です。
サービスレベル合意書(SLA)の作成指針に該当します。 - 利用するサービスに関する情報は,サービスカタログに収録されている情報についても,必ずSLAに記載する。
サービスカタログの情報を必ずSLAに記載するとまではされていません。
参考情報
分野・分類
分野 | マネジメント系 |
大分類 | サービスマネジメント |
中分類 | サービスマネジメント |
小分類 | サービスマネジメント |
出題歴
- SM 令和元年度秋期 問4