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AP 令和4年度秋期 問13

 

 システムの信頼性設計に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  1. フェールセーフとは,利用者の誤操作によってシステムが異常終了してしまうことのないように,単純なミスを発生させないようにする設計方法である。
  2. フェールソフトとは,故障が発生した場合でも機能を縮退させることなく稼働を継続する概念である。
  3. フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
  4. フォールトトレランスとは,故障が生じてもシステムに重大な影響が出ないように,あらかじめ定められた安全状態にシステムを固定し,全体として安全が維持されるような設計方法である。

解答・解説

解答

 ウ

解説

  1. フェールセーフとは,利用者の誤操作によってシステムが異常終了してしまうことのないように,単純なミスを発生させないようにする設計方法である。
    フールプルーフの説明です。

  2. フェールソフトとは,故障が発生した場合でも機能を縮退させることなく稼働を継続する概念である。
    フォールトトレランスの説明です。

  3. フォールトアボイダンスとは,システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
    適切です。
    フォールトアボイダンスの説明です。

  4. フォールトトレランスとは,故障が生じてもシステムに重大な影響が出ないように,あらかじめ定められた安全状態にシステムを固定し,全体として安全が維持されるような設計方法である。
    フェールソフトの説明です。

参考情報

分野・分類
分野 テクノロジ系
大分類 コンピュータシステム
中分類 システム構成要素
小分類 システムの構成
出題歴
  • AP 令和4年度秋期 問13
  • AP 令和3年度春期 問13
  • AP 平成27年度秋期 問14

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