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経営法務 令和元年度 第17問

 

 共有に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、別段の意思表示はないものとする。

  1. 共有不動産の所有権確認の訴えを提起するには、各共有者の持分の価格に従い、その過半数で決しなければならない。
  2. 共有不動産の不法占有者に引渡を請求する場合、各共有者がそれぞれ単独でできる。
  3. 共有不動産を妨害する者に損害賠償を請求する場合、他の共有者の持分についてもすることができる。
  4. 共有不動産を目的とする賃貸借契約の解除をするには、他の共有者全員の同意を得なければならない。

解答・解説

解答

 イ

解説

  1. 共有不動産の所有権確認の訴えを提起するには、各共有者の持分の価格に従い、その過半数で決しなければならない。
    不適切です。

  2. 共有不動産の不法占有者に引渡を請求する場合、各共有者がそれぞれ単独でできる。
    適切です。

  3. 共有不動産を妨害する者に損害賠償を請求する場合、他の共有者の持分についてもすることができる。
    不適切です。

  4. 共有不動産を目的とする賃貸借契約の解除をするには、他の共有者全員の同意を得なければならない。
    不適切です。

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