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企業経営理論 令和元年度 第18問

 

 パーソナリティについてのモデルの 1 つに「ビッグファイブ」がある。ビッグファイブによると、個人のパーソナリティの多様性は、次の 5 つの特性の強度によって説明される。
 ⑴ 外向性(extroversion:社交的、話好きなど)
 ⑵ 神経症傾向(neuroticism:心配性、傷つきやすいなど)
 ⑶ 開放性(openness:想像力が豊か、好奇心が強いなど)
 ⑷ 調和性(agreeableness:協力的、温和など)
 ⑸ 誠実性(conscientiousness:計画的、責任感が強いなど)
 ビッグファイブに関する以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 ビッグファイブを構成する 5 つのパーソナリティ特性は、職務満足や職務の成果に影響する。 A 以外の 4 つの特性は、職務満足と有意な関係がある。例えば、「神経症傾向」が強い人ほど、職務満足が低くなる傾向にある。一方、全ての職務の成果と正の相関を持つのは、 B である。管理職や営業職のように、良好な対人関係の構築や維持が重要な職務においては、 C が高い人ほど職務の成果が高くなる。

  1. A:外向性  B:開放性  C:外向性
  2. A:外向性  B:開放性  C:調和性
  3. A:外向性  B:誠実性  C:調和性
  4. A:開放性  B:開放性  C:調和性
  5. A:開放性  B:誠実性  C:外向性

解答・解説

解答

 オ

解説

 適切に穴埋めした文章は次の通りです。

 ビッグファイブを構成する 5 つのパーソナリティ特性は、職務満足や職務の成果に影響する。 開放性 以外の 4 つの特性は、職務満足と有意な関係がある。例えば、「神経症傾向」が強い人ほど、職務満足が低くなる傾向にある。一方、全ての職務の成果と正の相関を持つのは、 誠実性 である。管理職や営業職のように、良好な対人関係の構築や維持が重要な職務においては、 外向性 が高い人ほど職務の成果が高くなる。

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