次の文章において, 内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし,各選択肢を複数回用いることはない。
同一の生産工程で製造されたものでも,品質特性が同じになるとは限らない。その原因は,生産工程での作業者の (1) ,機械や設備の (2) ,材料の (3) ,作業方法の (4) ,試験や測定における (5) などによるばらつきが影響しているためである。人(Man),機械・設備(Machine),原材料(Material), (6) はばらつきを生じさせる工程の4要素であるが,これに (7) を加えて,工程の5要素といい,頭文字をとって生産の (8) という。品質の向上に向けては,この (8) をきちんと管理する必要がある。
選択肢
- 誤差
- 寿命
- 不徹底
- 5M
- 変動
- 調整
- 方法
- 計測
- 工程
- 生産
- 能力
解答
(1) | (2) | (3) | (4) |
サ | カ | オ | ウ |
(5) | (6) | (7) | (8) |
ア | キ | ク | エ |
解説
工程の要素を追究していくと,人(Man),機械・設備(Machine),原材料(Material),方法(Method)の四つがその構成要素になります。この四 つの英語の頭文字をとって生産の4Mといいます。良い仕事をするには,この4Mをしっかり管理すればよいとされています。なお,計測(Measurement)を加えて5Mという場合もあります。