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基礎科目 令和4年度 Ⅰ-4-5

   

 酵素に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

① 酵素を構成するフェニルアラニン,ロイシン,バリン,トリプトファンなどの非極性アミノ酸の側鎖は,酵素の外表面に存在する傾向がある。

② 至適温度が20°C以下,あるいは100°C以上の酵素は存在しない。

③ 酵素は,アミノ酸がペプチド結合によって結合したタンパク質を主成分とする無機触媒である。

④ 酵素は,活性化エネルギーを増加させる触媒の働きを持っている。

⑤ リパーゼは,高級脂肪酸トリグリセリドのエステル結合を加水分解する酵素である。

 

解答・解説

解答

 ⑤

解説

① 酵素を構成するフェニルアラニン,ロイシン,バリン,トリプトファンなどの非極性アミノ酸の側鎖は,酵素の外表面に存在する傾向がある。 ❌
不適切です。

② 至適温度が20°C以下,あるいは100°C以上の酵素は存在しない。 ❌
不適切です。

③ 酵素は,アミノ酸がペプチド結合によって結合したタンパク質を主成分とする無機触媒である。 ❌
不適切です。

④ 酵素は,活性化エネルギーを増加させる触媒の働きを持っている。 ❌
不適切です。

⑤ リパーゼは,高級脂肪酸トリグリセリドのエステル結合を加水分解する酵素である。 ⭕️
適切です。

過去の出題

 なし

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