材料の力学特性試験に関する次の記述の, に入る語句の組合せとして,適切なものはどれか。
材料の弾塑性挙動を,試験片の両端を均一に引っ張る一軸引張試験機を用いて測定したとき,試験機から一次的に計測できるものは荷重と変位である。荷重を ア の試験片の断面積で除すことで イ が得られ,変位を ア の試験片の長さで除すことで ウ が得られる。
イ ー ウ 曲線において,試験開始の初期に現れる直線領域を エ 変形領域と呼ぶ。
ア | イ | ウ | エ | |
① | 変形前 | 公称応力 | 公称ひずみ | 弾性 |
② | 変形後 | 真応力 | 公称ひずみ | 弾性 |
③ | 変形前 | 公称応力 | 真ひずみ | 塑性 |
④ | 変形後 | 真応力 | 真ひずみ | 塑性 |
⑤ | 変形前 | 公称応力 | 公称ひずみ | 塑性 |
解答
①
解説
適切に穴埋めした文章は次の通りです。
材料の弾塑性挙動を,試験片の両端を均一に引っ張る一軸引張試験機を用いて測定したとき,試験機から一次的に計測できるものは荷重と変位である。荷重を 変形前 の試験片の断面積で除すことで 公称応力 が得られ,変位を 変形前 の試験片の長さで除すことで 公称ひずみ が得られる。
公称応力 ー 公称ひずみ 曲線において,試験開始の初期に現れる直線領域を 弾性 変形領域と呼ぶ。