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専門科目(建設部門) 平成27年度 Ⅲ-22

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 河川・ダム貯水池内の地形に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 砂河道では,流砂のうち河床変化に寄与するのは掃流砂,浮遊砂である。

② 湾曲部では,遠心力による二次流は外岸の侵食に大きな影響を及ぼす。

③ アーマリングとは,上流域からの供給土砂量が減少すると河床を構成している土砂の細粒分だけが下流へ流下し,河床面に大粒径の土砂だけが残る現象をいう。

④ ダム貯水池における堆砂量は,上流域からの流出土砂量と貯水池の捕捉率によって定まる。

⑤ ダム貯水池では,ダム堤体の近くに主に掃流砂が堆積し,デルタを形成する。

 

解答

      ⑤

解説

① 砂河道では,流砂のうち河床変化に寄与するのは掃流砂,浮遊砂である。
適切です。

② 湾曲部では,遠心力による二次流は外岸の侵食に大きな影響を及ぼす。
適切です。

③ アーマリングとは,上流域からの供給土砂量が減少すると河床を構成している土砂の細粒分だけが下流へ流下し,河床面に大粒径の土砂だけが残る現象をいう。
適切です。

④ ダム貯水池における堆砂量は,上流域からの流出土砂量と貯水池の捕捉率によって定まる。
適切です。

⑤ ダム貯水池では,ダム堤体の近くに主に掃流砂が堆積し,デルタを形成する。
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