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専門科目(建設部門) 平成26年度 Ⅲ-9

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 鋼構造物に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 高力ボルト引張接合継手では,継手材片間に働く力を材片間の摩擦力によって伝達する。

② 引張力を受ける部材にボルト孔が設けられる場合の有効断面積には,幅と板厚の積からボルト孔の断面積を引いた純断面積を用いる。

③ 引張力を受ける部材にボルト孔が設けられる場合の有効断面積には,幅と板厚の積からボルト孔の断面積を引いた純断面積を用いる。

④ 鋼橋の設計において,鋼材は弾性限度内において応カーひずみは直線的に比例するものと仮定する。

⑤ 溶接継手の設計に当たっては,溶接が集中しないこと,確実に施工できること,検査しやすいようにすること等の点について考慮する。

 

解答

      ①

解説

① 高力ボルト引張接合継手では,継手材片間に働く力を材片間の摩擦力によって伝達する。
XXX

② 引張力を受ける部材にボルト孔が設けられる場合の有効断面積には,幅と板厚の積からボルト孔の断面積を引いた純断面積を用いる。
適切です。

③ 引張力を受ける部材にボルト孔が設けられる場合の有効断面積には,幅と板厚の積からボルト孔の断面積を引いた純断面積を用いる。
適切です。

④ 鋼橋の設計において,鋼材は弾性限度内において応カーひずみは直線的に比例するものと仮定する。
適切です。

⑤ 溶接継手の設計に当たっては,溶接が集中しないこと,確実に施工できること,検査しやすいようにすること等の点について考慮する。
適切です。