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ST 令和4年度春期 問10

 

 需要の価格弾力性に関する説明として,適切なものはどれか。

  1. 多くの競合他社が代替品を提供している場合は価格弾力性が小さくなりやすい。
  2. 価格弾力性が大きい商品の場合,値上げをしても需要に大きな変化は見られない。
  3. 価格弾力性の値が1の場合,価格を下げても需要量は変化しない。
  4. 必需品と贅沢品を比較した場合,一般に必需品の方が価格弾力性は小さい。

解答・解説

解答

 エ

解説

 需要の価格弾力性は、価格の変化によって需要がどれだけ変化するかを表す指標です。
 価格弾力性 = 需要の変化率 ÷ 価格の変化率 で表されます。

  1. 多くの競合他社が代替品を提供している場合は価格弾力性が小さくなりやすい。
    多くの競合他社が代替品を提供している場合は価格弾力性が大きくなりやすいです。

  2. 価格弾力性が大きい商品の場合,値上げをしても需要に大きな変化は見られない。
    価格弾力性が大きい商品の場合、値上げをすると需要が小さくなります。

  3. 価格弾力性の値が1の場合,価格を下げても需要量は変化しない。
    価格弾力性の値が1の場合、需要の変化率 = 価格の変化率 になるため、価格を下げると需要量も変化します。

  4. 必需品と贅沢品を比較した場合,一般に必需品の方が価格弾力性は小さい。
    適切です。
    需要の価格弾力性に関する説明です。

参考情報

分野・分類
分野 ストラテジ系
大分類 経営戦略
中分類 経営戦略マネジメント
小分類 マーケティング
出題歴
  • ST 令和4年度春期 問10

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