JIS Q 20000-1:2020(サービスマネジメントシステム要求事項)によれば,“リスク及び機会への取組み”において,サービスマネジメントシステムの計画を策定するとき,組織は,取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならない。リスク及び機会を決定する目的として,適切なものはどれか。
- サービスマネジメントシステム及びサービスに必要な資源が利用可能であることを確実にする。
- サービスマネジメントシステムが,その意図した成果を達成できるという確信を与える。
- サービスマネジメント方針と整合するサービスマネジメントの目的を確立する。
- 設定されたパフォーマンス基準に従ってプロセスの管理を実施する。
解答
イ
解説
- サービスマネジメントシステム及びサービスに必要な資源が利用可能であることを確実にする。
計画策定後に実証する際に実施する事項です。 - サービスマネジメントシステムが,その意図した成果を達成できるという確信を与える。
適切です。
リスク及び機会を決定する目的です。 - サービスマネジメント方針と整合するサービスマネジメントの目的を確立する。
計画策定前に実施する事項です。 - 設定されたパフォーマンス基準に従ってプロセスの管理を実施する。
SMS策定後に実施する事項です。
参考情報
分野・分類
分野 | マネジメント系 |
大分類 | サービスマネジメント |
中分類 | サービスマネジメント |
小分類 | サービスマネジメントシステムの計画及び運用 |
出題歴
- SM 令和5年度春期 問2