国際的な画像認識コンペティション“ILSVRC2012”について,正しいものをすべて選べ。
- 画像認識は,2017年現在でディープラーニングが最も高い精度を実現できるタスクである。
- ImageNetとは,手書き文字認識のためのデータセットである。
- 優勝チームはトロント大学のジェフリー・ヒントン教授率いるSuperVisionである。
- このコンペティションであげられた成果は,「人工知能研究50年来のブレイク・スルー」と称された。
【出典】JDLA公式HP 例題
解答
1,3
解説
“ILSVRC2012”は,「ディープラーニング」の凄さを知らしめることになった,画像認識の精度を競わせるコンペティションです。
トロント大学のジェフリー・ヒントン教授が率いるチームが,ディープラーニングを活用した画像認識プログラム「SuperVision」を用い,圧倒的な勝利を収めました。
- 画像認識は,2017年現在でディープラーニングが最も高い精度を実現できるタスクである。
正しいです。 - ImageNetとは,手書き文字認識のためのデータセットである。
ImageNetは,画像認識のためのデータセットです。
スタンフォード大学がインターネット上から画像を集めて分類しました。 - 優勝チームはトロント大学のジェフリー・ヒントン教授率いるSuperVisionである。
正しいです。 - このコンペティションであげられた成果は,「人工知能研究50年来のブレイク・スルー」と称された。
“ILSVRC2012”は,あくまで競技会です。
「50年来のブレイクスルーと称される」成果は,2006年にカナダのトロント大学のジェフリー・ヒントン教授が論文で示した「ディープラーニング」について,と言えるでしょう。