預金の残高証明について、正しいものはどれか。
⑴ 発行した残高の残高証明書が誤っていた場合、銀行は当該預金者に対し証明書に記載した金額の預金債務を負担しなければならない。
⑵ 発行した残高の残高証明書が誤っていた場合でも、銀行は第三者に対して法的責任を負わない。
⑶ 預金残高証明書は、発行日の前日以前の残高について、証明日を明記する必要はない。
⑷ 預金の残高に未決済の手形・小切手が含まれる場合、銀行はその金額を差し引いた金額で残高証明書を発行しなければならない。
⑸ 預金者の成年後見人から残高証明書の発行依頼があった場合、預金者本人の同意がなくても、これに応じることができる。
解答
⑸
解説
分野 | 出題項目 | 重要度 |
管理 | 預金の残高証明書 | ⭐️ |
⑴ 発行した残高の残高証明書が誤っていた場合、銀行は当該預金者に対し証明書に記載した金額の預金債務を負担しなければならない。
そのような債権債務は発生しません。
⑵ 発行した残高の残高証明書が誤っていた場合でも、銀行は第三者に対して法的責任を負わない。
誤記載により、第三者に損害が生じている場合は、法的責任を負う事があります。
⑶ 預金残高証明書は、発行日の前日以前の残高について、証明日を明記する必要はない。
証明日を明記する必要があります。
⑷ 預金の残高に未決済の手形・小切手が含まれる場合、銀行はその金額を差し引いた金額で残高証明書を発行しなければならない。
その旨の注記は必要なものの、残高から除外する必要はありません。
⑸ 預金者の成年後見人から残高証明書の発行依頼があった場合、預金者本人の同意がなくても、これに応じることができる。
正しいです。