近年,世界中で環境破壊,貧困など様々な社会的問題が深刻化している。また,情報ネットワークの発達によって,個々の組織の活動が社会に与える影響はますます大きく,そして広がるようになってきている。このため社会を構成するあらゆる組織に対して,社会的に責任ある行動がより強く求められている。ISO26000には社会的責任の7つの原則として「人権の尊重」,「国際行動規範の尊重」,「倫理的な行動」他4つが記載されている。次のうち,その4つに該当しないものはどれか。
① 透明性
② 法の支配の尊重
③ 技術の継承
④ 説明責任
⑤ ステークホルダーの利害の尊重
解答
③
解説
ISO26000における組織が尊重すべき社会的責任の7つの原則は次のとおりです。
- 説明責任
- 透明性
- 倫理的な行動
- ステークホルダーの利害の尊重
- 法の支配の尊重
- 国際行動規範の尊重
- 人権の尊重
① 透明性️
適切です。
② 法の支配の尊重️
適切です。
③ 技術の継承️
ISO26000の社会的責任の7つの原則には該当しません。
④ 説明責任️
適切です。
⑤ ステークホルダーの利害の尊重️
適切です。