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基礎科目 令和5年度 Ⅰ-4-2

   

 コロイドに関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① コロイド溶液に少量の電解質を加えると,疎水コロイドの粒子が集合して沈殿する現象を凝析という。

② 半透膜を用いてコロイド粒子と小さい分子を分離する操作を透析という。

③ コロイド溶液に強い光線をあてたとき,光の通路が明るく見える現象をチンダル現象という。

④ コロイド溶液に直流電圧をかけたとき,電荷をもったコロイド粒子が移動する現象を電気泳動という。

⑤ 流動性のない固体状態のコロイドをゾルという。

 

解答・解説

解答

 ⑤

解説

① コロイド溶液に少量の電解質を加えると,疎水コロイドの粒子が集合して沈殿する現象を凝析という。 ⭕️
適切です。

② 半透膜を用いてコロイド粒子と小さい分子を分離する操作を透析という。 ⭕️
適切です。

③ コロイド溶液に強い光線をあてたとき,光の通路が明るく見える現象をチンダル現象という。 ⭕️
適切です。

④ コロイド溶液に直流電圧をかけたとき,電荷をもったコロイド粒子が移動する現象を電気泳動という。 ⭕️
適切です。

⑤ 流動性のない固体状態のコロイドをゾルという。 ❌
ゾルは流動性のあるコロイドです。(流動性のないコロイドはゲルです)

過去の出題

 なし

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