水素に関する次の記述の, に入る数値及び語句の組合せとして,適切なものはどれか。
水素は燃焼後に水になるため,クリーンな二次エネルギーとして注目されている。水素の性質として,常温では気体であるが,1気圧の下で, ア °Cまで冷やすと液体になる。液体水素になると,常温の水素ガスに比べてその体積は約 イ になる。また,水素と酸素が反応すると熱が発生するが,その発熱量は ウ 当たりの発熱量でみるとガソリンの発熱量よりも大きい。そして,水素を利用することで,鉄鉱石を還元して鉄に変えることもできる。コークスを使って鉄鉱石を還元する場合は二酸化炭素(CO2)が発生するが,水素を使って鉄鉱石を還元する場合は,コークスを使う場合と比較してCO2発生量の削減が可能である。なお,水素と鉄鉱石の反応は エ 反応となる。
ア | イ | ウ | エ | |
① | −162 | 1/600 | 重量 | 吸熱 |
② | −162 | 1/800 | 重量 | 発熱 |
③ | −253 | 1/600 | 体積 | 発熱 |
④ | −253 | 1/800 | 体積 | 発熱 |
⑤ | −253 | 1/800 | 重量 | 吸熱 |
解答
⑤
解説
適切に穴埋めした文章は次の通りです。
水素は燃焼後に水になるため,クリーンな二次エネルギーとして注目されている。水素の性質として,常温では気体であるが,1気圧の下で, −253 °Cまで冷やすと液体になる。液体水素になると,常温の水素ガスに比べてその体積は約 1/800 になる。また,水素と酸素が反応すると熱が発生するが,その発熱量は 重量 当たりの発熱量でみるとガソリンの発熱量よりも大きい。そして,水素を利用することで,鉄鉱石を還元して鉄に変えることもできる。コークスを使って鉄鉱石を還元する場合は二酸化炭素(CO2)が発生するが,水素を使って鉄鉱石を還元する場合は,コークスを使う場合と比較してCO2発生量の削減が可能である。なお,水素と鉄鉱石の反応は 吸熱 反応となる。
過去の出題
なし