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基礎科目 令和4年度 Ⅰ-5-4

   

 水素に関する次の記述の,   に入る数値及び語句の組合せとして,適切なものはどれか。

 水素は燃焼後に水になるため,クリーンな二次エネルギーとして注目されている。水素の性質として,常温では気体であるが,1気圧の下で, ア °Cまで冷やすと液体になる。液体水素になると,常温の水素ガスに比べてその体積は約 イ になる。また,水素と酸素が反応すると熱が発生するが,その発熱量は ウ 当たりの発熱量でみるとガソリンの発熱量よりも大きい。そして,水素を利用することで,鉄鉱石を還元して鉄に変えることもできる。コークスを使って鉄鉱石を還元する場合は二酸化炭素(CO2)が発生するが,水素を使って鉄鉱石を還元する場合は,コークスを使う場合と比較してCO2発生量の削減が可能である。なお,水素と鉄鉱石の反応は エ 反応となる。

 
−162 1/600 重量 吸熱
−162 1/800 重量 発熱
−253 1/600 体積 発熱
−253 1/800 体積 発熱
−253 1/800 重量 吸熱

解答・解説

解答

 ⑤

解説

 適切に穴埋めした文章は次の通りです。

 水素は燃焼後に水になるため,クリーンな二次エネルギーとして注目されている。水素の性質として,常温では気体であるが,1気圧の下で, −253 °Cまで冷やすと液体になる。液体水素になると,常温の水素ガスに比べてその体積は約 1/800 になる。また,水素と酸素が反応すると熱が発生するが,その発熱量は 重量 当たりの発熱量でみるとガソリンの発熱量よりも大きい。そして,水素を利用することで,鉄鉱石を還元して鉄に変えることもできる。コークスを使って鉄鉱石を還元する場合は二酸化炭素(CO2)が発生するが,水素を使って鉄鉱石を還元する場合は,コークスを使う場合と比較してCO2発生量の削減が可能である。なお,水素と鉄鉱石の反応は 吸熱 反応となる。

過去の出題

 なし

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