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基礎科目 平成29年度 Ⅰ-2-3

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 2以上の自然数で1とそれ自身以外に約数を持たない数を素数と呼ぶ。Nを4以上の自然数とする。2以上√N以下の全ての自然数でNが割り切れないとき,Nは素数であり,そうでないとき,Nは素数でない。
 例えば,N = 11の場合,11 ÷ 2 = 5余り1,11 ÷ 3 = 3余り2となり,
 2以上√11 ≒ 3.317以下の全ての自然数で割り切れないので11は素数である。
 このアルゴリズムを次のような流れ図で表した。流れ図中の(ア),(イ)に入る記述として,最も適切なものはどれか。

f:id:trhnmr:20200510101456p:plain

 
I≧√N IがNで割り切れる。
I≧√N NがIで割り切れない。
I≧√N NがIで割り切れる。
I≦√N NがIで割り切れない。
I≦√N NがIで割り切れる。

 

解答

 ⑤

解説

 素数判定のアルゴリズム問題です。

 (ア)は,I が √N より大きい場合に,素数と判定されます。
よって条件は,
  I ≦ √N
となります。

 (イ)は,NがIで割り切れる場合に,素数でないと判定されます。
よって条件は,
  NがIで割り切れる
となります。

参考情報

過去の出題

 なし

オンラインテキスト

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